通信量を節約するならWi-Fiは絶対必要
格安スマホへ乗り換える前に準備しておきたいのが、家のインターネット回線を無線にすること。ノートパソコンを使っているなら無線になっているはずなので問題ないが、デスクトップパソコンなどは有線LANを使っているはず。
格安スマホは、使えるデータ容量「3GB/月」が主流
大手キャリアから格安スマホへ乗り換える際に、もっとも有力視されるのが1ヶ月の通信容量が3GBまでのプラン。スマホユーザーの半分以上が3GBの範囲内で使えているというデータすらある。ネット閲覧やLINE、メールなどを使用するだけなら3GBは十分足りる容量と言える。
3GBを動画に換算すると
この節目となる3GB。動画閲覧を例にすると、YouTubeレベルの画質だと約8時間分に相当する。3GBで動画などを利用するなら、通信量を節約することが必須となってくる。
助け舟のWi-Fi
1ヶ月3GBで乗り切るなら、絶対必要となってくるWi-Fi環境。そこで、家にあるインターネット回線をWi-Fi化すれば、スマホでもインターネット回線を使う事ができる。もちろん、インターネット回線料に追加料金が発生することはない。
インターネット回線の確認
家のインターネット回線とパソコンの間には、ルーターが設置されているはず。このルーターに「Wi-Fiルーター」を設置すれば無線化できる。もちろん、スマホだけでなくタブレットやノートパソコンも無線で使えるようになる。
「11ac」のWi-Fi規格を選ぶ
Wi-Fiに規格が存在する。スマホのスペック一覧などに表記されている「IEEE 802.11a/b/g/n/ac」がこれに相当する。一番右にある「ac」が通信速度において一番速い規格となる。正式には「11ac」。
多く出回っているWi-Fiルーター
ネットで検索してもよいが、家電量販店のパソコン周辺機器コーナーに行けば多くのWi-Fiルーターが棚に並べられている。はじめてWi-Fiルーターを買う人は、家電量販店の店員さんに質問してみるといいだろう。親切に教えてくれるはず。
アンテナ数は通信速度に関係する
より高速でネットを楽しみたいなら「11ac」は外せないが、スマホ自体がこの規格に対応しているか確認もしておこう。スマホが対応していなくても、将来機種変更したときに使えるので「11ac」は外せない。
話しは戻るが、意外と確認されていないのがWi-Fiルーターのアンテナ数。実は、アンテナ数が多ければ多いほど高速通信には有利。スマホ1台分なら2本搭載のルーターでも間に合うが、スマホ以外にタブレットやゲーム機など複数台のモバイル機器を併用して使う場合は、アンテナ数が多いWi-Fiルーターを選ぼう。