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2015年06月18日

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格安SIMを購入してから後悔しないための選び方のポイント②


格安SIMを購入してから後悔しないための選び方のポイント①」で選び方の流れを紹介したが、今回は重要な3つのポイントを挙げ、さらに掘り下げてみた。



①そこそこ通信する人は安くても1GBプランは避けるべし


1ヶ月使えるデータ容量よりも3日間のデータ容量に注意

1ヶ月使える高速通信量に制限が設けられているプランの場合、MVNOでは、直近72時間で360MB程度使用すると、即速度制限がかかってしまうことが多い。大手キャリアのドコモでは、2014年の年末に「直近3日間のデータ通信量が約1GB以上使用したユーザーへの通信速度制限が撤廃」されている。

これに伴い、MVNOでも容量制限のデータ量を増量させたり、中には撤廃したりするMVNOが後を絶たない。

実際、速度制限がかかって消費量を抑えられても、動画閲覧やナビをすれば1ヶ月1GBなんてあっという間に尽きてしまう。

Wi-Fiは欠かせない通信手段

MVNOによっては、1ヶ月あたりの制限を超えてしまうと通信速度が極端に遅くなって、200kbpsや中には128kbpsにまで落ちてしまうプランもある。なので、MVNOでは大手キャリア以上にWi-Fi通信の利用に心がけよう!

1ヶ月の基準データ通信量が
超過した場合の通信速度
3日間の合計データ通信量による制限
BB.exciteモバイルLTE200kbps-
BIGLOBE LTE・3G200kbps音声通話スタートプラン:120MB以上
エントリープラン:360MB以上
b-mobile200kbps-
DMM mobile200kbps366MB以上
hi-ho LTE typeD200kbps366MB以上
IIJmio200kbps366MB以上
mineo200kbps3GB以上
NifMo200kbps3GBプラン:500MB以上
5GBプラン:800MB以上
10GBプラン:1,200MB以上
OCN モバイル ONE200kbps-
SANNET LTE300kbps400MB以上
So-net モバイル LTE300kbpsスマホセット4980:1日360MB以上
スマホセット2480:3日間360MB以上
U-mobile128kbps-
Wonderlink200kbps366MB以上
ワイヤレスゲート250kbps短期間かつ大容量の
ダウンロード時



②通信速度の平均速度が重要



・高画質HDクラスの動画再生に必要な通信速度は3Mbpsが基準
・ネット閲覧は最低700kbpsは必要
・一時的に高速通信ができても高画質HD動画には不向き


画像や文字がメインのサイトを表示させるには700kbpsが必要で、動画では3Mbpsあればストレスなく動画を閲覧することができる。また、場所や時間帯によって通信速度にムラができ途中で表示が止まってしまうこともあるが、実際、自分が使う場所の通信状態が安定しているなんかなんて分かりづらいのが実情。

一応、東京駅付近での世間一般での通信状態ですが、このような情報から判断するしかないでしょう。
東京都内の平均数値(下り)
b-mobile5.3Mbps
BIGLOBE LTE・3G3.9Mbps
IIJmio 高速モバイル2.8Mbps
mineo5.1Mbps
OCN モバイル ONE7.1Mbps


③電話番号付きSIMは必須


・SMSが使用できるのでアプリ認証ができる
・050番号や無料通話アプリだけは不完全
・併用する場合は番号無しでも使える



無料通話アプリでは音声通話機能の完全な代用にはならないので電話番号付きがベスト!

音声通話付きプランのSIMでは、普段から音声通話はもちろんSMSでのメッセージのやり取りができる。便利である反面、データ通信専用プランより割高になってしまうのが難点。しかし、メッセージとは違い通話はいざという時、着信があった時に対応するものなので、やっぱり取り回しの良さは断然違う。

ほとんどの無料通話アプリは常時アプリを起動しておかないと機能せず、そのためバッテリーの消費量も必要以上に消耗してしまう。せっかくの省電力スマホを使っていても意味がないことに。

また、無料通話アプリに電話帳を一括入力して使用する場合や、住所やサブアドレスなど補足としての情報が反映されないので手入力しないと使えないアプリもある。

音声通話ナシのSIMで音声通話をする場合


スマホa.jpg
着信待ちでバッテリーの消費が多い
標準の通話機能とは違って、無料通話アプリを起動し続けないといけない分、バッテリーの消費が多くなってしまう。どうしても着信待ちにしたい場合は、充電用バッテリーや予備バッテリーを携帯しよう!
使い勝手が良くない電話帳機能
プリインストールされている電話帳ではなく、無料通話アプリの電話帳を使う場合は、相手先のメールアドレスはインポートされているが、住所や誕生日などの予備情報は反映されない。
2台持ちにするなら問題ナシ!
格安スマホとは別にガラケーなどがあれば、音声通話はそちらで対応した方が無難。もちろん番号ナシで十分。
posted by かおり at 18:00| 京都 ☀| ■格安SIMカード | 更新情報をチェックする